ABOUT
CP Lab.とは
文化芸術の未来を支える、専門人材のためのプログラム
CP Lab.(Creative Professionals Lab. Kyoto)は、マネージャー、キュレーター、プロデューサー、コーディネーターなど、クリエイターやアーティストの創作や海外展開を支える専門人材の育成と、その活動環境の改善を目的としたプログラムです。
創作活動を行う人が海外へ活動を広げようとするとき、個人の力では限界があり、さまざまな経験や知識、ネットワークが必要になります。資金を集めたり活動の場を広げるなど中間支援の役割を担う専門人材は不可欠ですが、こうした人材が互いに学び合い支え合うネットワークや、基礎知識やノウハウを体系的に学ぶ研修機会は十分とは言えません。
CP Lab.では文化芸術に関わる人材が、経験や専門性を積み重ねながらキャリアを形成できる環境づくりを進めます。また同時に、国内外の中間支援団体と連携しながら、人材育成を取り巻く状況や課題を明らかにしていきます。こうした取り組みを通して、持続可能な文化芸術活動を支える環境づくりを目指します。
4つのプログラム
公募+モデルプログラム Creative Practice Program
クリエイターやアーティストと専門人材が協働し、創作や発表、海外展開に向けたプロジェクトを実践します。
COMING SOONディレクターズ・メッセージ
長く文化芸術の現場で仕事をしてきました。そのなかで、創作の現場には作品を生み出す人だけでなく、それを支え、社会へとひらいていく専門人材が欠かせない存在であることを実感してきました。アートマネージャーやアートコーディネーターは、高い専門性と創造性を求められる、かけがえのない役割を担っています。この仕事に関わる人たちは、その面白さや奥深さを感じながら、創作の現場を支え続けているのではないでしょうか。
一方で、働く環境の改善やキャリア形成の仕組みづくりについては、これまで十分に取り組めてこなかったという思いがあります。京都芸術センターではこれまで多くのアートコーディネーターを輩出してきましたが、その経験や知見を体系的な育成手法として整理し、ネットワークとして蓄積していくことについては、いまだ十分とは言えない状況です。本事業もまた、3年あるいは5年という期間が定められた取り組みであり、その枠組みの中でしか関わることができない方々がいることに、葛藤を感じています。
CP Lab.は、こうした状況のなかで、創作と社会をつなぐ中間支援の担い手が、互いに学び、試し、支え合いながら成長していく場をつくりたいという思いから生まれました。海外展開を目指すクリエイターやアーティストとともに、その道のりを可視化し、共有可能な知見としてひらいていきます。いま現場にある経験や叡智を集め、次の世代へと手渡していく。その積み重ねが、新しい支え方や働き方を育てていくと信じています。
この仕事に関わる人たちが孤立するのではなく、つながりのなかで力を発揮できる未来をつくりたい。そして、文化芸術を支える営みそのものを、社会のなかでより豊かなものへと育てていきたいと考えています。
山本麻友美
Creative Professionals Lab. Kyoto ディレクター
プロジェクト・メンバー
- ディレクター
- 山本 麻友美(京都芸術センター副館長)
- 特任プログラムディレクター
- 峯 恵子
- 特任プログラムディレクター
- 橋本 昇
- アドミニストレーター
- 今井 実菜美
クレジット
- 主催
-
文化庁
独立行政法人日本芸術文化振興会
公益財団法人京都市芸術文化協会
文化芸術活動基盤強化基金 クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)
※本プロジェクトは「文化芸術活動基盤強化基金(Japan Creator Support Fund)」による「クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践)」の一環として実施しています
ロゴについて
ロゴマーク中央の余白は、様々な挑戦や試行錯誤が行われる「広場」としてのCP Lab.の役割を象徴しています。四隅に配置された外向きの矢印は、CP Lab.から生まれたプロジェクトや知見が、外へと発信されていく様子を記しています。また歴史ある書体を現代的な解釈によって再構築した書体を採用することで、試行錯誤を重ねるCP Lab.の姿勢を表しています。
デザイン:関屋晶子(ひひひ)
イラストについて
航海を描いたイラストは、共に国際的な文化芸術活動に挑戦する姿を表現しています。地面に敷き詰められた地図は、たくさんの人々の経験と知見をノウハウとして蓄積する本事業のミッションを示します。地図を描くイラストは、計画とノウハウ構築、そしてネットワークの構築を表現しています。人々は対話しながら共に作業していますが、これらは単なる一方向的な支援や育成ではなく、協働しながら未来を形にしていく姿を示しています。
イラスト:仲村れとろ

